並木空の記憶録

「紅の空」の管理人2の備忘録

質問箱を始めました!

質問箱を始めました!

 質問箱のURLはコチラ↓
 https://peing.net/ja/iotu


 私の答えられる範囲の質問や作品へのリクエスト、共有の萌え話、趣味嗜好の話など、ご自由ににお使いください!
 WEB拍手なみにお気軽に。


 匿名メッセージでも受け取れる設定にしたので、お気軽にどうぞ!


 お返事は質問箱同士か、X(旧:twitter)の(https://twitter.com/iotu)か、『紅の空』で使用しているはてなブログ『並木空の記憶録(https://lan-tian.hatenablog.com/)』でお答えしたいと思います。
 お好みの場所がありましたら、ご指定ください。


 お返事のいらない方は、その旨を記載していただけると助かります。


 よろしくお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ

WEB拍手、ありがとうございます!

 WEB拍手、ありがとうございます♪
 パチパチっと嬉しかったです。

中華風恋愛ファンタジーの後日譚をUPしました!

新年早々&成人の日ということで、おめでたそうなものを更新しました!

 中華風恋愛ファンタジー『鞠 ―きつ― 』の後日譚をUPしました。
 『30のお題』から『26.透明な色の空』より。
 原稿用紙16枚程度の掌編小説です。


 群雄割拠の時代への兆し。
 その中で少年と少女は出会う。
 隣接する領地を持つ呂家の嫡男と宋家の当主の愛娘として。
 宋家の愛娘――湖星(こせい)は、飽きもせずに今日も『鞠』を転がす。


「さあ? 数えていないから、わかりません」


本編:
『鞠―きつ―』
https://one.chips.jp/k-sora/s-hoshi02.html


後日譚:
『透明な色の空』
https://one.chips.jp/k-sora/s-30odai25.html


 時代設定が重いので、本編の方が若干、年齢制限をかけるほどではありませんが、流血表現のあるシリアスの話になっていますが、後日譚の方がご安心ください!
 混じりっけなしの恋愛ものです。
 視点人物は湖星なので、ピントがズレているような気がしますが。
 本来なら、ここまできちんと書かなきゃいけない話ではあったんですよね。
 何年越しなのかは、突っ込まないでください。
 待っていた方がいたらなら、申し訳ないです。


 本当は春節合せにしようと思ってもいたんですが、新年らしい一作目ということでチョイスしてみました。
 あいかわらず『ヒロインの自立』がテーマなので、成人の日にふさわしいかなと思いました。

今更なネタばらしなのですが

 『小説家になろう』に投稿した後書きにあるように


『まり』の意味がありますが、その他にも『かがむ。身をかがめてつつしむ。』、『大事に育てる。』、『罪人を取り調べる。』という意味があります。

 ということで、『鞠―きつ―』というタイトルだったのです。


小説家になろう』に転載したページはコチラ。
https://ncode.syosetu.com/n5234m/
 メールアドレスさえあれば自由度が高く読みやすいサイトになっているので、本編が気になる方はそちらへ。

小説家になろうさんへの転載している話について

 『小説家になろう』さんには、いくつかの作品を投稿させいただいているので、単純に読みたいなら、サイト『紅の空』よりも読みやすいと思います。
 特にスマートフォンなどのモバイルから閲覧している方にはお勧めです。
 大きなページ崩れもないです*1


 ただ最優先に更新されるのは、サイト『紅の空』であるという前提は揺らぎません。
 作品によっては、サーチや検索に登録しても、転載するつもりがないものもあります。
 代表作が『鳥たちの見た夢』や『人の影』です。


 それでも読みたい方は『小説家になろう』へ、どうぞ。
 並木空のマイページはコチラです。
  https://mypage.syosetu.com/5632/

WEB拍手、ありがとうございます。

 拍手、ありがとうございます!
 とっても嬉しいです!
 お年玉のように、パチパチっといただけて幸せです!

*1:いくつか表示崩れ防止用に手を打ちましたが、古い作品には閲覧に支障がなければ放置されている現状があります

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます!

 私こと並木空も、共同管理人の紅和花も無事です。


 私の住んでいる地域は埼玉県であり、当然内陸地であり、震災地から離れている場所だったので、揺れることは、ほとんど体感できなかったです。
 津波の心配もありません。


 被災地、ならびに避難所生活を強いられている方たちが、一刻も早く、日常生活に戻れることをお祈り申し上げます。

安否確認のためです

 やはり、X(旧:twitter)で足取りをつかめなくなってしまった方や震源地に近いところにお住まいの方だったはずの人のツイートが途切れてしまったのが不安になってしまったので、こうして記事を書かせていただきました。
 あまり新年にふさわしい挨拶ではない、とは思いますが、管理人たちは無事に過ごしていることだけをお伝えしたかったので、失礼させていただきました。

新年の抱負

 いつだってエンタメにふさわしいサイトでありたいと思います。
 もちろん管理人たちの萌えのままに掲載されている話たちではありますが、読んだ方が不快にならず、それなりに心に残るものであったり、たとえ暇つぶしであっても、無駄ではなかった、と思えるような創作活動していきたいと思います。


 更新が滞ることもあるかと思いますが、いきなりサイトを消失させることはないので、まったりとお待ちいただければ幸いです。
 もし諸事情があって、サイト管理ができなくっても作品が残るように、SNSではありますが、メールアドレスだけでも読むことができるような『小説家になろう』、『カクヨム』、『pixiv』に分散させて、作品が残るように尽力したいと思います。

小学館FTノベル賞に合わせて、新連載を始めました!

小説家になろう』のタイアップ企画『小学館FTノベル賞』に合わせて、新連載を始めました!

 『菫青石の姫君は先見の王子の羅針盤になる』

 大陸一の領土を誇るロディアーヌ王国。
 代々玉座を座るのは初代国王であったロディアーヌさまの子孫。
 王族たちは、みな美しい黄金色の左目を持って生まれ落ちる。
 けれどもロディアーヌの黄金の時代は過去のこと。
 魔法のような奇跡の力を使える王族たちは減り、わずかな力と共に多大なる代償を払うことになった。

 賞のテーマに合わせて『ファンタジー×恋愛』ものです。
 珍しくレーベルの特徴もかんがみて、女主人公(ヒロイン視点)ものです。


 流血・性愛で年齢制限をかけるほどではありませんが、後半に行くほど重苦しいシリアスになるので、ハッピーエンドが確約とはいえ、地雷な方はお気をつけてください。


 『小説家になろう』URLはコチラです。
 https://ncode.syosetu.com/n5618io/


 予約投稿を使いながら、朝夕に投稿していきます。
 年末年始&締め切りが1月5日ということもあって、宣伝が上手にできるかどうかはわかりません。


 第一部は全12話構成です。
 一気掲載も考えたのですが、第一稿時点で2万文字オーバーしてしまいました。
 原稿用紙換算でも90枚だそうです。
 そんなものをWEBで読めるはずもないだろう、ということで場点に合わせたら、全12話になりました。


 第二部は落ち着いたら執筆ができたらいいなぁ、と薄ぼんやりと思っています。
 やたらと番外編や後日談になるようなエピソードがネタ帳に殴り書きされているのです。


 カテゴリー欄に入っているように『菫青石の姫君は先見の王子の羅針盤になる』は『黄金の左目』の外伝的な位置づけになります。
 サイトへの更新(転載)は、申し訳ありませんが、賞から落選しないとできないので、2月末に発表ということなので、3月ぐらいまで待ってください。
 たぶん落選すると思うので、きっとサイトに更新することになると思います。

良いお年をお過ごしくださいませ

 もう一度ぐらい年内に更新できると思っていたのですが、意外に無理でした。
 なので、年が明けたら、何かしら更新をしたいと思います。
 推敲中や『30のお題』などの短い話のストックはあるので、ドタバタ騒ぎが落ち着いたら更新したいと思います。

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございます!
 おかげさまでやる気が充電されました!
 これからも、頑張りたいと思います。


 リクエストは随時受付中なので、遠慮なく!

フラクタルをサイトにUPしました!

フラクタル 運命は常に相似形

 このシリーズは無国籍FTの登場人物が、「もしも学生だったら?」という“if要素”で構成されているセルフパロです。
 そのため、登場人物の名前が日本人離れしています。
 また本編の関係性や生育環境は、アレンジして持ち込まれています。
 ※本編である無国籍FTは、WEB未発表です。


 フラクタルの総目次ページはこちら。
 フラクタル 【無国籍FT学園パロディ】


 www.pixiv.netに投稿した作品を自サイト『紅の空 【オンライン小説サイト】』にもページを作りました。


 小話として、投稿した「ポッキーの日https://lan-tian.hatenablog.com/entry/2023/11/11/122217)」から数か月後のクリスマス・イブ話です。
 さらに、今回は、畠山楽瑠×四恩好貴の『口実』を読了前提で、岡崎灯影×古賀春晏の『最低のクリスマス・イブ』になっています。
 合計3話ほど掌編小説をUPしました。


 pixivとサイトで読みやすい方を読んでいただければ幸いです。
 この短期間に頑張ったと思いませんか?
 ということで誰も褒めてくれないので自分で褒める感じです!


 pixivアカウントはこちら。
 名義は青井そらです。
 素材を作ったり、シェアワールドで遊んだり、二次創作したりしている節操がないアカウントになっています。
 地雷にはお気をつけください。
 www.pixiv.net

『人の影』について

 完結をお待ちの方がいらしたら、申し訳ないです。
 書いていないわけではないのですが、趣味的な作品なので、時間軸の整理整頓をしていたら面倒なことになりました。
 だから嫌なんだ。
 ファンタジー設定の入らない現代ものって。
 書けば書くほど伏線の張り直しが待っているので、ちまちま修正しています。


 というか、事実は小説よりも奇なり(Fact is stranger than fiction.)を体験中です。
 世間の流れに間に合わないです。

『鳥たちの見た夢』について

 本編の『烈日の朝』のだいたいの推敲は終わっているんですが、その次の章のプロットが立たないために見送られています。
 どうしても初期に立てた年表と合わないんですよね。
 この整合性が、どうにかならないと、掲載に踏ん切りがつかないところです。
 『それでも読みたい!』という奇特な方がいらっしゃるのなら、掲載してもいいのですが。


 ご意見、お待ちしています。
 匿名でWEB拍手でもメールフォームでも、お好きな手段でどうぞ!


 『烈日の朝』は恋愛要素がかなり薄く、政治的な話が大きいです。
 メインカップリングのソウヨウ×ホウチョウが、ほとんど一緒にいません。
 幸いなことにR指定をつけるほどの流血・残酷シーンはありません。

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございます!
 皆さんのところにも素敵なクリスマスが訪れますように♪

ブックサンタになろう! というわけでpixivに投稿してきました。

フラクタル 運命は常に相似形

 このシリーズは無国籍FTの登場人物が、「もしも学生だったら?」という“if要素”で構成されているセルフパロです。
 そのため、登場人物の名前が日本人離れしています。
 また本編の関係性や生育環境は、アレンジして持ち込まれています。
 ※本編である無国籍FTは、WEB未発表です。


 フラクタルの総目次ページはこちら。
 フラクタル 【無国籍FT学園パロディ】


 前回のblogの記事通りに、フラクタルから2作品をwww.pixiv.netに投稿してきました。


 小話として、投稿した「ポッキーの日https://lan-tian.hatenablog.com/entry/2023/11/11/122217)」から数か月後のクリスマス・イブ話です。
 オリジナル小説サイト『紅の空』には、小話とまとめて、24日か25日にまとめられればいいかな? って、思っています。
 リアルが年末進行でドタバタしていますが、頑張らさせてください!


 pixivアカウントのあり、先に読みたい方はどうぞ!
 ページはこちらです。
 https://www.pixiv.net/users/178017


 畠山楽瑠×四恩好貴の『口実』を読了前提で、岡崎灯影×古賀春晏の『最低のクリスマス・イブ』になっています。
 短いお話しなので、さらりと読めるかと。


 ブックサンタ企画に提出するオリジナル作品は、この二つだけなので、こっからは二次創作のターンです。
 お気をつけください。

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございました!
 皆さん、寒波に負けずに頑張りましょう♪
 さりげなく冬至なので、「ん」のつく食べ物を食べました!

セルフパロ【学園もの】フラクタル『日常』を更新!

フラクタル 運命は常に相似形

 このシリーズは無国籍FTの登場人物が、「もしも学生だったら?」という“if要素”で構成されているセルフパロです。
 そのため、登場人物の名前が日本人離れしています。
 また本編の関係性や生育環境は、アレンジして持ち込まれています。
 ※本編である無国籍FTは、WEB未発表です。


 未来編
 『日常』 岡崎灯影×古賀春晏 UP!


 原稿用紙18枚程度


 総目次ページ
 https://one.chips.jp/k-sora/s-fractal.html

フラクタル 岡崎灯影×古賀春晏 このCPの第一作目です

 本来、サクッとUPしなきゃいけない作品だったんですが、ようやく日の目を浴びました。
 クリスマス前ということで、突貫工事です。
 ただの先輩と後輩だった頃の二人です。
 ポッキーの日よりも以前の話になります。


 第一作目だということだけあって重要な伏線が入っているので、どうにか更新できて良かったです。
 何故、今更、仕上げて更新したのかというと↓の企画に、このカップリングのクリスマス・イブ話を投稿する予定だからです*1
www.pixiv.net

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございました!
 とっても嬉しかったです♪

*1:関連作品として畠山楽瑠×四恩好貴の作品も投稿予定です

【現パロ・再掲】鳥たちの見た夢 ダズンローズデー

本日は12月12日。

 ダズンローズデーです。
 愛する人に1ダースの薔薇の花束を贈る。
 という記念日ですね♪

フェイ・ホウチョウ



 薔薇を持った女の子の絵。
 ということで、過去絵を引っ張りだしてきました。
 初出は『手書きブログ』です。


 現パロが楽しかった時期でしたね。
 少々、体の弱い、社長令嬢ぐらいのノリでマウスで描いたと思われるものです。


 本編はコチラ↓
 鳥たちの見た夢 【中華風ファンタジー・長編連載小説】
 思いっきり流血・暴力シーンが散乱しているのでR-15です。


 作中、一応、縛りがあるので、使える薔薇の品種が限られているので、薔薇オンリーの写真付きの辞典*1片手にモダンローズを中心に持たせてみました。
 ホウチョウちゃんがソウヨウくんにお返しする薔薇の意味は『幸福』でしょうか?

WEB拍手ありがとうございます。

 拍手、ありがとうございます!
 せっかくの記念日なのだから、それらしいものを書き下ろせれば良かったんですが、空ぶりました。

*1:京成バラ園で過去に購入したもの

鳥たちの見た夢 PR文

X(旧twitter)でも流した作品の一つです。

シ・ソウヨウ



 知っていますか?
 希望というものは
 絶望の中でしか輝かない
 幸福な世界の中では
 誰も希望なんて探さないのです


 鳥たちの見た夢 【中華風ファンタジー・長編連載小説】


 口調的には南城の城主時代でホウチョウちゃんに再会前か、大司馬になってから落ち着いた頃に世間話の一環で言ったような感じですね。
 これがソウヨウくんの本質、というわけではなく、作者である並木空の持論ですね。
 ちょっと雑な表現ですが、メーテルリンクの童話劇である『青い鳥』なんかがわかりやすい、かと。

絶望

 どんな時でも希望が見える時って、すでに絶望の底に叩き落されている状態なんです。
 奇跡というのは、絶望の中にしかないのです。
 本当に幸福だったら、希望を探すことはしませんし、奇跡を求めることはありません。


 そういうのがどの作品にも、根底にあったりします。

さいわいとは?

 ここで『幸福』と言ったように『幸せ』ではありません。
 この辺の使い分けは宗一郎と燈子の45日間の空 【現代恋愛小説】が詳しいですね。
 『幸』という象徴文字は『手枷をはめられた』図形からきているのです。
 つまり罪人ですね。
 その枠から離れて、自由になれることを『さいわい』と呼ぶのです。

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございました!
 とっても嬉しかったです。

PR『鳥たちの見た夢』第七部 来訪者

名刺メーカーさんで作ったものです。

シ・ソウヨウ

 『敵』を殺すのには理由はいりませんよ
 それとも情けをかけて
 殺される側に回るというのですか?
 滑稽ですね
 そんな未来はいりません


 『鳥たちの見た夢』
 ――『第七部 来訪者』


 絲 蒼鷹


 緑の瞳の大司馬
 軍事を一手に司る最高位の武官であり
 広大な穀倉地帯を治めてきた色墓の当主であり
 鶯鏡州州侯


 そして皇帝の忠実な懐刀


 この日のために飼われてきた人の形をした暗器*1


 鳥たちの見た夢 【中華風ファンタジー・長編連載小説】

ありたいていに言えば、プロットが没になっただけです

 同じ画像のものがX(旧:twitter)にも載っています。


 『第七部 来訪者』まで読んでいる読者には、なんてこともないPRです。
 言い回しこそ違えども、似たり寄ったりのことをソウヨウは言っていますからね。
 独白じゃなければ、白鷹城間の悪いシュウエイが聞くはめに、なったんでしょうか。
 こういうことをサラって言う主人公って、どんな倫理観なんでしょうね。
 数え18で、ソウヨウの場合、建平三年七月には誕生日がきていないので、現実だと高校二年生ぐらいでしょうか。


 もし『鳥たちの見た夢』が日本だったら、実権を持ちすぎている防衛大臣ですね。
 大学までストレートで卒業して、被選挙権*2で、大抜擢されているという嫌味な設定です。
 いくつかある特技で、ホウスウの許可なく軍を動かすことができる。という設定もありますから。


 お世話になったツール。
 sscard.monokakitools.net

WEB拍手、ありがとうございます。

 拍手、ありがとうございました!

*1:暗殺などの非常の事態に用いられる武器

*2:衆議院だと満年齢だと25歳以上

中世ヨーロッパ風恋愛ファンタジー『神の印』更新!

『神の印』の間章『そこに静かに座っていた』を更新しました!

 王権神授の時代。神はまだ間近に存在していた。
 ここ、エレノアール王国は「光」を信仰していた。現在の王室は、 ハーティン家。
 四代ほど英邁な君主に恵まれ、平和な歴史を刻んでいる。
 その王家に縁あるローザンブルグ一族の恋物語


 間章 『そこに静かに座っていた』
 『30のお題』使用。
 原稿用紙 10枚


 白薔薇姫ことセルフィーユは、レインドルク伯爵公子であるペルシに一つの疑問を尋ねる。
 ※全年齢とはいえ、きわどい発言が出ます。



 『ローザンブルグの嵐』が終了直後。
 『レインドルク伯爵家』の直前のエピソードです。


 視点人物はペルシです。


 だいぶ前に拍手でリクエストをいただいたものの答え的な話になっています。
 結婚前に、公爵家直系の男性がローザンブルグ娘に聖徴を教えない理由になっています。*1


 神の印 【中世ヨーロッパ風ファンタジー・恋愛小説】

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございました!
 嬉しかったです!


 ギリギリの月末とはいえ、更新できて良かったです。
 次は『フラクタル』か『鞠』の後日譚になるかと思います。
 リクエストは受付中なので、お気軽にどうぞ~。

*1:目立つ位置に出てしまったシブレットは例外です。

【鳥たちの見た夢】ラクガキ

【鳥たちの見た夢】のラクガキです。

フェイ・ホウスウ

 X(旧:twitter)に垂れ流したように、またもプロットが没になった腹いせに描いたラクガキです。
 記事はコチラ ↓
 




 ホウスウの立后問題は難題です。


 本編にあるように、建平三年の七月の建国祭から約300年の繁栄をする、大陸史上、人民が豊かだった時代の幕開け。
 その初代皇帝が飛鵬雛(フェイ・ホウスウ)です。
 諡号は、文帝です。
 玉座を継いだ長男から贈られている、という設定でもあります。

 「文」は諡号に使われる佳字の中でも最も高徳なものとみなされており、内政での治績を挙げた皇帝に贈られることが多い。
 ウィキペディアWikipedia



 やる気のない恰好しているので、禁色である黄色がなければ、官吏にすら見えない状態です。
 部屋着とか、寝着とかに等しいです。


 気軽にペイントツールSAIで遊ぼうとデフォルトの設定だったので、印刷をする気もないのに解像度が300dpiスタートだったらしいです。
 もっとも文字乗せをした段階で、ある程度軽量化したので、印刷には不向きだとは思いますが。


 ソウヨウの瞳の色のせいか、『鳥たちの見た夢』は緑のイメージが強いと思いますが、初期プロットでタイトルを決めた時に『鳥』で思いついたのが『翡翠カワセミ)』だったことも手伝って、青みの強い緑とかエメラルド・グリーンが作者的には正解だったりします。

WEB拍手、ありがとうございます。

 拍手、ありがとうございます!
 パチパチと嬉しかったです♪
 

ピクシブ主従

pixivに投稿しました。

ピクシブ主従



 こちらでチラリと語っていたように、pixivにアップしてきました。 
https://lan-tian.hatenablog.com/entry/2023/10/10/160506

 ジャン・アゾートの卒業後から本国への帰国まで話になっています。
 ストーリー展開&第二話の視点人物等は、すべて樹神さんと相談した結果に書いたものです。
 きちんと了承を得たので、この度、小説の形としてですが公表に乗り切りました。

 www.pixiv.net
 『紅の空』でページを作るかは悩みどころです。
 一応、シェアワールドで、キャラクターを樹神さんからお借りしているので。

WEB拍手、ありがとうございます。

 とっても嬉しかったです!

中世ヨーロッパ風ファンタジー恋愛ファンタジー『黄金の左目』プロット作成中です

『黄金の左目』の脇役の一人にスポットをあてて、プロットを製作中です。

黄金の左目

 Wacomの板タブを使っていたんですが、年単位で遊んでいなかったので1ドロしていました。
 めちゃくちゃ古いので、公式に行ってダウンロードからスタートしました(笑)
 たまたま掃除していたら、品番がわかったので。


 使用ソフトは基本はペイントツールSAIです。
 背景用にGIMPの最新版を使いました。
 日本語版を使っているのですが、結構頻繁なアップデートですよね。
 フォトレタッチソフトを持っていない方にはお勧めなフリーソフトです。
 日本でも愛用されているので、検索すれば使い方が丁寧に解説してあるサイトやブログにたどりつけます。
 文字乗せは、ホームページビルダーに付属しているウェブアートデザイナーを使用しました。
 文字乗せはこれが一番軽く、感覚的な感じでできるので、愛用しています。


 ペンタブを使ったと書きましたが、半分ぐらいロジクールの無線のマウスを使っていました。
 線だけはペンタブを使いましたが、後はグリザイユ塗りだったので、マウスの方が早いのです。
 ここは個人差でしょうかね。
 厚塗りをするのにも、ちょっとしたラクガキをしてオーバーレイを入れて着色して、それっぽく見せるのにも適した塗り方です。
 油絵をやっていた方には馴染みのある塗り方かもしれませんね。
 この塗り方の良いところは、よっぽどのことをしなければ色が濁らないという利点があります。
 アニメ塗が好きな人には、ちょっと寂しいかもしれませんね。

『黄金の左目』はサイトでの公開は来年以後になる予定です。

 何故ならば『小説家になろう』で開催している『小学館ファンタジーノベル&コミックス大賞』に応募するためです。
 賞が欲しい、というよりも、自分の書いている『恋愛』&『ファンタジー』って、どんなものだろうか?
 っていう腕試しに近い感じです。


 落選したら『カクヨム』とサイト『紅の空』に掲載予定です。


 ヒロインである主人公視点で物語は進んでいきます。
 悪役令嬢でもなく、聖女でもなく、没落貴族でもなく、チートがあるわけでもない。
 身分のある貴族階級に生まれながら、運動神経がいまいちなために、ダンスがまともに踊れずに、美貌にも恵まれずに、本が好きで、父親の居城である片田舎でのんびりと過ごしている、少々内気なスミレの花のようなヒロインです。
 第二王子の19歳の誕生日パーティーに家族に勧められて、第二王子と出会うという王道ストーリーです。
 家族は、単に家族団欒して、楽しもうぐらいのノリで王都に来るように勧めただけで、正式な見合いではありません。

第二王子のまともな絵がないな

 『黄金の左目』は第三王子視点の話だから当然なのですが、設定資料を兼ねて描き下ろしてみました。
 ちなみに第二王子様なのにマトモな恰好をしていないのは意味があるので、伏せておきます。
 これぐらいラフな格好でヒロインと出会う、という設定なので。
 ヒロインも黄金の左目がなければ、王族だと気がつかなかった、という状態です。

今月の末には、小話の移動以外に、更新をしておきたいですね。

 やっぱり『30のお題』を使用した『神の印』あたりでしょうか。
 なにせ夏には第一稿が終わっていましたからね(笑)


 毎日、どこかしら更新しているor推敲orプロットを立てている状態なので、疲れてきているのは確かです。
 体調の方は回復傾向にあるのでご安心を。

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございます!
 とっても嬉しかったです。

【現パロ】イフ・海月

『鳥たちの見た夢』の『外伝・海が抱く月の夢』の現パロです。

Picrewさんで遊んでみました - 並木空の記憶録
 で、語ったように現パロで遊んでいたものです。


 本編がきつい時期だったので、誰も死んでいない状態です。
 若干、中華風ファンタジーから現代ものに持ってきたので年齢操作が行われています。


 視点人物は華月です。
 民法改正前なので16歳の女子高生です。
 本編と違うのは、現代女子高生らしく恋愛に自覚があるところでしょうか。


 偽装結婚で、従兄妹のお兄さんを振り向かせたい、という、あるあるネタですね。


 原作はコチラ。
鳥たちの見た夢 外伝・海が抱く月の夢

 パチパチ
 パチパチパチ
 リズミカルに叩かれる音。
 それは良く聞く音だ。
 だから、この音に眠りを邪魔されることはない。
 今、目が覚めたようとしてるのは、たんに眠り足りたからだ。
 少女は瞳を開いた。
 キーボードを叩く音。
 音を立てている主はブラインドタッチができるから、その視線はずっとモニターに注がれている。
 青白い光に照らされた顔。
 『怜悧な美貌』と言うのはこう言うことだろうか。
 眼鏡をかけているのは家の中だからだ。外で働いているときはコンタクトをしている。
 銀縁のフレームが良く似合っている。
 でも、少女は知っている。
 冷たく見られがちな容貌が眼鏡をかけると輪をかける結果になることを男が気にしていることを。
 本当はコンタクトが好きじゃない。だから、家にいるときは眼鏡をかけている。
 それを知っている人は、そうたくさんいないはず。
 優越感がくすぐられ、少女は微笑む。
 男の膝の上に、頭を置きなおす。
「起こしたか?」 
 優しい声が降ってくる。
「ううん。
 自然と目が覚めたの」
 膝枕をしてもらっているのが嬉しいので、寝転がったまま。
 優しい手が少女の頭を撫でる。
「お腹は?」
「ちょっと、すいたかも」
「じゃあ、何か作ろう」
 男はキーボードのキーをいくつか打つ。
 薄暗い部屋に電子音が切なく響いて、ノートパソコンは静かにブッラクアウトした。
 名残惜しい。
 そう思いながらも、少女は体を起こした。
 ソファに座りなおして、あくびをかみ殺す。
「制服のまま寝るのはやめなさい」
 男は少女の額を軽く小突く。
「んー。
 気をつけてはいるんだけどね」
 少女は自分の制服を見下ろす。
 真っ黒なプリーツスカートはしわしわになっている。
「アイロンをかけておくから、着替えてくるように」
「うん。
 そうする」
 少女はのろのろとソファから降りる。
「何が食べたい?」
「何でも良いや」
 少女はそう言うと、自分の部屋に向った。


 少女の名前は海 月華。あだなは華月。
 名門私立シュホウ学園 高等部ピカピカの一年生。
 二組 出席番号七番。
 得意教科は体育で、苦手教科は数学と家庭科。
 身長152センチ、体重はナイショ。
 長所は明るいところ、短所はあんまり考えないところ。
 ごく普通の女の子。
 ちょっと変わったところがあるとしたら、16歳で人妻であることぐらい。
 少女には旦那様がいるのだった。
 旦那様は株式会社『海月』の代表取締役である。
 海 朗達、あだなは沖達。年齢35歳。ちなみにクールビューティー
 初めは偽装結婚でしかなかったのだが、そのうち二人は自然と惹かれあい……と都合よく話が運ぶはずなく、二人の関係は親戚のお兄さんと手のかかる女の子だったりする。
 そう二人は親戚で、相手はあろうことか少女のオムツを替えたことすらあるらしい。
 これではなかなか異性として意識してもらえない。
 今日こそは、とは思うのだけれど空振りしてること多し。
 

 少女がリビングに戻ると、室内は明るく電灯が灯っていて、ご飯ができていた。
 ほかほかと湯気を立ててるシュウマイと野菜たっぷりの塩ラーメン。
「はい、制服」
 しわしわになったスカートとジャケットを示す。
「その辺に置いといてくれ」
 指し示された場所に素直に置く。
 華月はいそいそと席に着く。
 沖達の作るご飯はとても美味しいのだ。
 エプロンを外しながら、沖達の席に着く。
 時刻は9時。少し遅い晩御飯である。
「「いただきます」」
 箸を挟んで、手を合わせる。
 ちゃんと挨拶したら、さっそくラーメンに箸をつける。
 ちなみに学校では「天にまします我らが神よ~」という挨拶をする。
「今日の学校はどうだった?」
 旦那様である前に保護者である沖達が訊く。
「フツーだよ」
 可もなく、不可もなく。
 華月はラーメンをすする。
「普通と言うことはないだろう?
 それなりに何かあるはずだ」
 華月的には逐一ご報告は、子どもっぽくて嫌なのだが、沖達は許さない。
「あえて言うなら……。
 沖達がいなくて、寂しかった」
「……」
 沖達は額を押さえて、ためいきをついた。
「ホントのことなのに」
 華月は唇を尖らせる。
「他には?」
「鳳の車、新しくなってた」
「は?」
テスタロッサだって。
 送ってくれるって言ってたけど、二人乗りでしょ?
 鳳の彼女さんに悪いから、ちゃんと電車で帰ってきたよ」
「……相変わらず、うなるほどの金を動かしてるな」
 沖達は呟いた。
 フェラーリテスタロッサを乗り回す鳳なる人物は『海月』の親会社『鳥陵財閥』の会長の次男坊である。
 バブル崩壊で事実上の倒産をした『海月』の全社員を救ってくれた大恩人である。
「沖達はああいう車、買わないね?
 どうして?」
「燃費が悪いからだ。
 車なんて軽で充分」
「ふーん。
 世の社長さんは、もっと派手な車乗ってるのに」
「華月は派手な車の方が良いのか?」
「ううん。
 沖達の車、可愛い色をしてるから大好き」
 華月はにっこり笑った。
 沖達の名誉から言えば、車の色はごくオーソドックスにシルバーである。
 ライトの形は華月たってのお願いで、真ん丸な形をしているが。
「そういえば、お誕生日会に招かれたの。
 行っても良い?」
「どこの?」
「ファンのお誕生日会だよ。
 沖達も是非、出席してくださいって」
「仕事の都合しだいだな」
「それは大丈夫。
 強制的に休みにするって、鳳が言ってたから」
 全然大丈夫ではないことを華月は言う。
「……考えておこう」
「それって、やらないってことだよね。
 婉曲的な断り? って言うの?
 この前、教えてもらった」
「誰に?」
「春蘭」
 遠縁のお姉さんで、何かと華月の面倒を見てくれる人物である。
 株式会社「海月」の秘書でもある。
「テレビで政治家が言ってたんだ」
「……なるほど」
 沖達は考え込むように、軽くうなずいた。
「ボク、沖達と一緒に行きたいんだけど。
 ダメ?」
 華月は上目遣いで沖達を見た。
「仕方がない。
 顔だけは出す」
「ホント?
 やったー!」
 華月は機嫌良く笑う。
 大好きな沖達とパーティだ。
 嬉しくないはずがない。
 当日はおめかしをするのだ。
 その上、お泊り決定なのだ。
 これで、二人の関係は一歩前進するはず。
 華月は密かな野望を胸に秘め、ぎゅっと箸を握り締めるのだった。

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