並木空の記憶録

「紅の空」の管理人2の備忘録

重要なお知らせ

お知らせ

 サービス終了につき、はてなダイアリーからはてなブログに引っ越しました。
 日記の新しいURLはこちらになります → https://lan-tian.hatenablog.com/

サイト移転しました

 こちらもサービス終了につき、サーバー移動しました。
 今後は新しいURLの方のみの更新になります。
 新URLはこちらになります → http://one.chips.jp/k-sora/

現代もの短編小説『舞踏会に行けないシンデレラと魔法が使えない魔法使い』UP!

『舞踏会に行けないシンデレラと魔法が使えない魔法使い』

 ファンタジー要素はまったくない現代ものです。
 原稿用紙19枚程度。


 男性視点の片思いの話になっています。
 ※視点人物が片思いをしている女性は性被害経験者なので、苦手な方はお避け下さい。
 https://one.chips.jp/k-sora/s-short02.html

そろそろ怒られそうですね。

 並木空に現代ものを書かせても「ほのぼの」や「日常系」とは無縁だな。と。
 軽い程度ですが、ヒロインの藤野紗季(ふじの・さき)の過去が実際に被害にあわれている方にはトラウマ級だと思うので、自衛をお願いいたします。
 って、どういうことだ!?
 とか、石を投げられそうですが、歩くR-15作者には通じない、ということで、スミマセン。


 www.pixiv.net
 pixiv内の公式企画の「カクテル言葉」に釣られて書いたものです。
 作中、カクテル言葉の説明がなかったので補足

 マティーニ「とげのある美しさ」
 シンデレラ「夢見る少女」

 です。

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございました!
 パチパチっと嬉しかったです♪

中華風ファンタジー『鳥たちの見た夢』番外編「誰がために」UP!

中華風ファンタジー『鳥たちの見た夢』

 遥か昔。この大陸には鳥陵という名の国があった。
 大陸史上、人民が豊かだった時代の幕開け。
 大司馬を賜ったのは緑の瞳を持つ異民族の青年だった。
 絲蒼鷹が鳥陵の都に人質としてやってきたのは、まだ九歳の頃。
 色墓が負けたときのことであった。
 故郷を焼き払われ、名を奪われた。
 それでも彼が鳥陵を裏切らなかったのは、鳥陵の姫のため。
 運命を大きく変える出会いだった。
 数奇な巡り会わせで、織られていく人間模様と恋。


 『鳥たちの見た夢』総目次ページ
 http://one.chips.jp/k-sora/s-toriyume-00.html
 番外編 目次ページ
 https://one.chips.jp/k-sora/s-toriyume-extra.html

番外編「誰がために」

 それぞれの戦場に立ち続ける理由。
 本編32章~34章の辺り。
 原稿用紙8枚程度。
 https://one.chips.jp/k-sora/s-toriyume-b36.html

 「将軍は何のために戦っているのですか?」
 旗下の青年は期待するような瞳で尋ねた。
 チョウリョウでは平均的な鳶色の瞳を持つ青年は、実にチョウリョウの民らしかった。
 父親のモウキンによく似ていて、少年の持たない良心のようだった。
「何だと思いますか?」
 茶にも緑にもなれない曖昧な瞳を細めて少年は問いを返した。
 将軍位にあるのが不釣り合いなほどに若い――幼すぎる少年だった。
 けれども、その位階を疑う者は少数になった。
 一点の穢れすら許さない法律の番人よりも厳しい南城の城主。
 シ・ソウヨウは『白厳の君』と呼ばれるようになった。

 年齢制限をかけるほどの流血・暴力描写はありませんが、戦場での一コマなので、ほのぼのはしていません。
 引用した箇所からわかる通り、notcpでシ・ソウヨウとフェン・ユウシの会話になっています。
 時間軸は南城城主時代であり、フェイ・ホウチョウとの再会前です。
 まだ背が低く、声変りもすんでいない頃のシ・ソウヨウです。
 「登場人物」に書かれている設定が出てくるので、作中に名前しか出てきませんがシ・ソウヨウの旗下のシャン・シュウエイとヤン・カクエキが気になる方もどうぞ。

予告通りに更新しました。

 昨夜*1カクヨムに転載していた『夕焼けが覆う』は転載終了したので、なるはやで『紅の空』も更新しました。
 色々、悩んだ結果、今回は「誰がために」を更新しました。


 『鳥たちの見た夢』の番外編はいくつか推敲がすんでいるものがあるのですが、現時点で設定だけしてあるもので重要度の高そうなエピソードにしておきました。
 シュウエイが軍属になった理由は、本編でもさらりと、『外伝・碧桃の花精』でもふんわりと書かれていますが、カクエキはあまり明確になっていなかったので、補足です。


 ホウチョウとの再会前ですが、ソウヨウが片想いをしているので、それなりに恋愛的な雰囲気はあるかもしれません。

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手をありがとうございます!
 パチパチっとあって嬉しかったです♪

*1:2024.08.23.20時

異世界ファンタジー『夕焼けが覆う』転載開始!

『夕焼けが覆う』をカクヨムにて転載を開始しました!

 佳華国(かかこく)の代々魔術師の家系に生まれた葉誦(ようしょう)16歳は学園都市「夕凪(ゆうなぎ)」で徹夜でレポートを提出した。
 人生に二番目ぐらい最低な日になった。
 そんな夏の暑い日の夕暮れに、霧悟国(むごこく)出身の少女の珠霞(しゅか)と出会う。

 ヨーロッパ風の魔法がある異世界ファンタジーに見せかけて、登場人物や地名などが漢字なので『無国籍風ファンタジー』です。
 並木空が書いているので若干、名前の付け方が嫌味ったらしくアジア風になっています。


 8月15日から転載開始とか、キーワードが『終戦記念日』というのが気になる方は、元気になった時にチャレンジしてください。
 異世界ファンタジーの魔法学園でのボーイミーツガールなので、ハッピーエンドは保証しておきます。


 今作品は、またサファイアだの、心理学だの、医学だのが、ゴリゴリと詰め込まれています。
 珠霞の専攻している『加学』という分野は、現代では『夢占い(夢診断)』と呼ばれるものです。
 現代(令和6年)では科学的に否定されている分野ですが、魔法のある世界観なので、フレーバーとして使いました。
 一応、解釈は偏らず、有名どころから調べて作中では使用されています。


 転載開始というように、オリジナル小説サイト『紅の空』並びに『小説家になろう』には全部、掲載されていて、完結済みになっています。
 気になった方はお好きな場所で読んでください。


 紅の空
 https://one.chips.jp/k-sora/s-natu04.html
 小説家になろう
 https://ncode.syosetu.com/n2253ik/
 カクヨム
 https://kakuyomu.jp/works/16818093082953520522


 投稿当時の後書き(本編のみ)
 https://lan-tian.hatenablog.com/entry/20100815/p2


 楽しんでいただけた方はWEB拍手で一打。
 あるいは星をつけていただけると嬉しいです。

次回の更新は

 ちゃんと『紅の空』初出の書き下ろしを予定しています。
 今月中にちゃんと1回は、何かしらをUPします。

鳥たちの見た夢

 有力候補は中華風ファンタジーの『鳥たちの見た夢』の番外編です。
 推敲の終わっている番外編がいくつか。
 視点人物がソウヨウくんがほとんどですが、南城の城主時代で、ホウチョウちゃんとは再会前? が多め。
 再会以後でもソウヨウ×ホウチョウの雰囲気はまったくないものばかりです。
 というか、番外編でもいいから、発表しておかなきゃな……という設定のためのエピソードばっかりです。

神の印

 中世ヨーロッパ風ファンタジーの『神の印』のスピンオフ*1をうっかり書いてしまったんですが、辻褄を合わせなきゃいけないということで、そちらは発表まで時間がかかりそうです。
 スピンオフなので世界観は共有していますが、過去軸です。
 第一話『ローザンブルグの白薔薇』の主人公CPのセルフィーユ王女にとっても、レフォール子爵にとっても、先祖に当たる人物たちの話です。


 家系図にある聖王妃アネットが産んだ第三王女とローザンブルグ公爵の婚約に至るまでの話と結婚後の話の2作が書き上がっています。
 『神の印』の第一話『ローザンブルグの白薔薇』開始時では故人になっている夫婦の噂と二人だけの秘密のギャップというお話です。
 タイトル&プロローグ詐欺という、作者だけが楽しい作品です。


 第三王女は、セルフィーユ王女とはまったく違うタイプの王女さまです。
 公爵とは政略結婚なわけですが、お姫さまらしいお姫さまではないので、風変りかもしれません。
 最近流行りの悪役令嬢でも、ざまぁでも、婚約破棄でも、契約結婚でも、白い結婚でもないので*2、ベタネタです。


 リクエストがないと、こういうものばっかり量産するので、WEB拍手で匿名のリクエストができるので、読みたい作品や後日談があれば是非とも~。

twitter(X)で生存確認していた方にはわかる通りうるさくてスミマセン。

 しばらくはゲーム『刀剣乱舞online』でぴちゃぴちゃと水遊びをしていると思います。
 別段、レイド戦が一区切りついてしまって暇だから更新に来たとか……まあ、ちょっとだけあるので申し訳ございません。
 期間中は快調に突っ走っていると思うので、イベント終了の8月27日まではうるさいと思います。
 オリジナルの作品(短歌や五行歌)などに興味のある方は、是非ともハッシュタグの『#五百箇の鈴』だけ検索してください。
 あとはミュートしておくといいと思います。

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございました!!
 まともな更新がないのに、パチパチとあって嬉しかったです♪

*1:番外編

*2:子孫がいるので当然なのですが

サイトにも『文を綴り披く月2024』ページ作成!

『文を綴り披く月2024』のページを作成しました。

 旧:twitterhttps://x.com/iotuで参加させていただいた31日間の競作企画。
 ハッシュタグは『#文披31題』 と『#五百箇の鈴』のW検索がお勧めです。
 『#五百箇の鈴』は並木空のオリジナル作品*1ハッシュタグになります。


 旧:twitterは雑多アカウントになっていて、一次創作から二次創作、真っ最中のゲームから時事ネタ、創作の愚痴まで飛び出すという地雷がばらまかれているので、生存確認をしたい方以外は覗かない方が良いです。
 作者に幻滅する可能性が非常に高いです。
 萌え忠実に生きている低能な人間なので。

『文を綴り披く月2024』について

 2024年7月1日から31日間で一つずつお題に沿った小説を一話一話投稿したものです。
 主催は綺想編纂館(朧)https://x.com/Fictionarysさんです。


 連投中では特に明記しませんでしたが140文字小説で今年は初参加*2させていただきました。
 視点人物は変わりますが、同一CPになっており、たまに回想が入りますが、時間軸が前後することはありません。
 ストックなしでリアルタイムで書き下ろしたので、旧:twitterの投稿日時と天候や時事ネタがリンクしています。
 とある完結済みの作品(http://one.chips.jp/k-sora/s-shadow.html)の現時点*3では未来軸になっているので、重大なネタバレをしています。


 すでに書き上がっている長編小説からセルフパロをして140文字小説にして、連作短編にしたんです。
 こういうことしている暇あるなら新連載として始めろ、とかいう声があるかもしれませんが、キリの悪いところの作品を抱えすぎているので、ボチボチ頑張ります。
 最重要なエピソードをすっ飛ばしていますが、今回の競作企画までの時間軸までならストックとして書き上がっており、推敲も完了しています。


 完結済みの長編小説を読むのは骨が折れると思うので、ふんわりと説明すると『色々な事情があって同居できない夫婦の話』になっています。
 この作品だけなら全年齢です!


 旧:twitterを追いかけるのも大変だし、作者の並木空もまとめて読みたいので、ページを作成しました。


 オリジナル小説サイト『紅の空』 一括一覧ページ
 https://one.chips.jp/k-sora/s-fumihiraki2024.html
 カクヨム 一括一覧ページ
 https://kakuyomu.jp/works/16818093082122110043/episodes/16818093082122265314


 気に入っていただけたらWEB拍手で一打、カクヨム内ハートや星で反応をいただけると嬉しいです!

関連ページ

『Alice』
「第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト 短歌の部 二十首連作部門」参加作品。
 https://kakuyomu.jp/works/16818093078539254996
 こちらは本作品の過去軸に当たります。
 短歌という31文字の制約のために二人称などは違います。
 『文を綴り披く月2024』ではハッピーな方向になっていて良かったね! みたいな感じで、短歌の方は男性視点での片恋になっています。

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございます♪
 とっても嬉しいです。

*1:お題を含む

*2:7月の企画の参加は初めてです。今までは11月だけの参加でした

*3:2024.08.01.

中華風ファンタジー『鳥たちの見た夢』の『外伝・海が抱く月の夢』UP!

「外伝・海が抱く月の夢」を更新

 鳥陵の都のさらに北東。
『海月《かいげつ》』と名乗るクニがある。
 月の女神と海の女神を信仰する船乗りの民。
 民全てが同じ姓を名乗るほど小さなクニの最後の総領は『華月《かげつ》』という。
 鳥陵に屈したとき、彼女はまだ十二歳であった。
 終焉を眺めることとなった海月最後の宰相にして、海月郡最初の太守『沖達《ちゅうたつ》』。
 鳥陵の皇帝と同年の彼にできることは、限られていた――。


「願いは叶わない」


 『鳥たちの見た夢』本編
 https://one.chips.jp/k-sora/s-toriyume-00.html


 『外伝・海が抱く月の夢』
 https://one.chips.jp/k-sora/s-toriyume-kaigetu.html


 婚約者時代である「密書(原稿用紙11枚)」、「帰還(原稿用紙33枚)」、「交換条件(原稿用紙37枚)*1」の3本をUP!
 去年の7月には書き上がっていたんですが、更新が遅れました。
 外伝なので待っているような方はいないような気もしますが、本編では語られない補足的なストーリーなので。


 令和6年の時代であり、いくらファンタジーでも成人と未成年の恋愛話が苦手な方は、「帰還」だけをお読みください。
 「帰還」はカイ・ゲッカ視点になっています。


 他の2作品には恋愛(性愛)描写があるということです。
 成人年齢が15歳という世界観であっても、微妙な倫理観になっています。
 モラルの問題であって、描写自体はぬるいので、どういう層向けなのかわかりません。
 恋愛シーンとしては期待外れだと思います。


 【第七部 来訪者】までの辻褄合わせの展開になっています。
 ヒロインのフェイ・ホウチョウが羨ましがっていた『毎晩添い寝をしてもらっている』までの話になっています。

外伝・海が抱く月の夢に今後の更新について

 第七部をカイ・ロウタツ視点で追いかけた話も書き上がっているのですが、長いのでどう分割するか悩んでいるので、しばらく見送られると思います。
 本編でも倫理観が問われますが、鳥陵に降伏して一地域になった海月郡の太守*2だからこそ、レギュラー陣が人道的ではないと思うような話になっているので、読み手を問うと思います。


 勝てば官軍、負ければ賊軍


 そんな並木空のキャッチコピーになっているような感じです。
 本編が鳥陵側からしか語られてないように気をつけているので、敗北して併呑された地域で生かされた人物にとって、史書から敗者として退場させられたものにとって、令和の感覚だと非人道な歴史(作品)の流れになっています。


 今更ですが、『鳥たちの見た夢』はR指定をするなら、R-15作品です。
 ファンタジーな世界観とはいえ、戦記&建国記ものなので、過激な暴力表現、殺人表現、差別表現、恋愛(性愛)表現以外にもハラスメントが含まれています。
 15歳未満にはふさわしくない内容になっていますし、そういった作品が苦手な方はお避け下さい。

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございました!!
 とっても嬉しいです。

*1:これだけでも、カウントしたら1万字越えしていました。スミマセン

*2:ロウタツが常識人だとは言いませんが、覇道ではなく王道を目指した施政者という立ち位置になっています

「夏、パレットにはない手ざわり」の転載

海の日ということで「夏、パレットにはない手ざわり」を転載しました。

 男子高校生の夏休みの学園内での一コマです。
 初出が2005年以前なので「平成」時代になっています。
 「令和」の現代だとありえない設定になっていますが、そこはお見逃しください。


 美術部に所属して、風景画ばかりを描いている黒崎郁人。
 彼の世界の中心は色によって彩られている。


 黒崎郁人は人物画を描かない


 オリジナル小説サイト「紅の空」
 https://one.chips.jp/k-sora/s-natu.html
 小説家になろう
 https://ncode.syosetu.com/n2174jh/
 カクヨム
 https://kakuyomu.jp/works/16818093081130185060/episodes/16818093081130289393


 カクヨム版だけ登場人物設定が載っています。
 内容はまったく一緒なので、お好きな場所でお読みください。


 視点人物の黒崎郁人が「共感覚(シナスタジア)」の持ち主で、音に色を感じる(色聴:サウンド・カラー共感覚)になっていますが、この特徴を持つ人たちに対して、作者である並木空が偏見や単なる興味を持って題材にしたわけではありません。
 「個性」の一つであり、多様性ということです。
 揶揄するつもりはなく、初出の時から誠意をもって執筆した作品であることをここに書いておきます。


 誤解や偏見があるナイーブなテーマですが、読んだ結果、非難や誹謗中傷ではなく、批判的な意見がありましたら、匿名で送れるツールを用意していますので、そちらからどうぞ。

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございました!
 パチパチっと拍手があって嬉しかったです♪

SF風ファンタジー『星々の揺籃』を更新しました!

『星々の揺籃』後日譚「いくつもの言葉」

 遠未来。
 宇宙放浪時代。
 人々は生活の拠点を宇宙船に移した。
 『意識集合体』と呼ばれるもので宇宙は統括されている。
 その中でも『研究機関統合観察室』によって選出された優秀な頭脳と高い道徳心を備えた少年・少女は研究員になる。
 時には惑星を、時には銀河を作り出す若き科学者たちの不器用な『初恋』。


 SF風ファンタジー『星々の揺籃』
 http://one.chips.jp/k-sora/s-fanta.html


 後日譚『いくつもの言葉』
 https://one.chips.jp/k-sora/s-30odai26.html


 ヤナ×イールン
 原稿用紙換算12枚
 『30のお題』を利用です。

『いくつもの言葉』

 太古の黄金惑星の血統を一度も絶やさずに交配し続けた奇跡の地表出身のヤナは植物と共鳴できる『シンパシー』という能力を持っていた。
 『良き隣人』と呼ばれる人工生命体。造り出されたもう一つの人類。白光の中では偏光する瞳を持つイールン。
 二人はかけ離れた存在ではあったが、恋人同士であった。


 二人が創り出した惑星『薔薇真珠』に訪れたいという訪問者がいた。
 彼の名はハオレン。
 歓喜の研究院のトップ研究員だった。

ハオレンについて

 ハオレンはだいぶ前から設定していたキャラクターです。
 視点人物が地上出身者のヤナやナチュラルのディエンばかりなので、『良き隣人』側の観点での『恋』というものを書きたくて、ようやく登場させることができました。
 ハオレン自身も『良き隣人』として規格外の発想の持ち主なので、標準よりもヤナたち旧人類に近い価値観のイールンから見ても“変わり者”という扱いですが。

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございました!
 とっても嬉しかったです♪

pixiv公募企画「RainRainRain2024」に投稿。

「RainRainRain2024」に投稿しました。

 #twnovelから掌編小説に膨らませようと思っていたんですが、断念しました。
 140文字小説であることの方が無駄が削ぎ落されていて、美しいと思ってしまったので。
 www.pixiv.net
 140文字以下しかないので、リンクで全文が読めそうな気がしますがblogにも貼りつけ。

降水確率を確認しても傘は持たない。

 天気予報を確認して家を出る。
 最寄り駅では大きな傘を一つ持った君がいつものように帰りを待っていた。
 雨を銀の檻と歌った歌い人は誰だっただろうか。
 傘は一つきりだから、自然と相合傘になる。
 一番近くで、一番綺麗な、君の声を聞く。
 こんな檻だったら一生、囚われていたい。

 影響を受けたのは「ナナムジカ」の『Ta-lila〜僕を見つけて〜』です。
 Ta-lila〜僕を見つけて〜 ナナムジカ 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索
 歌詞はうたまっぷさんで確認してみてください。

twitterでは「文を綴り披く月」に参加中。

 企画主は綺想編纂館(朧)https://x.com/Fictionarysさんです。
 7月は文月ということで、毎日のお題に沿って、創作していこう、という趣旨のものです。
 ハッシュタグは #文披31題 です。
 一題だけ、追いかけもOKの企画なので、ゆるく参加しています。
 毎日投稿できる、といいのですが、用事があったりして当日に投稿できずに追いかけになる回もありそうです。


 オリジナルの創作男女で140文字以下*1で全年齢の短文です。
 ハッシュタグこそ使っていませんが#twnovelに近いかもしれません。
 連続性はない、と初日で言ったのに、同じキャラクターで書いているので、時間軸の前後はありそうですが、連載物≈シリーズ物にはなっていますね。


 完走しきったら、オリジナル小説サイト『紅の空』や『カクヨム』にまとめページを作りたいと思います。
 『小説家になろう』は需要があるんでしょうかね?


 同じタグを使って参加している方はだいたい自作で画像ページを作りtwitterに投稿していたり、SS名刺メーカーさんのサービスを使って画像として出力してもらったり、短文だと直に書いていたりしていて、たまにカクヨムの人がいるぐらいで*2。あとは私が登録していない小説投稿サイト(SNS)の人も稀にいますね。


 『小説家になろう』のアカウントを持っている方で、そちらのサービスで読みたい方はこのblogのサイドバーにあるWEB拍手紅の空 並木空専用メールフォームから、一言でいいのでご連絡ください。
 どちらも匿名で送ることができます。


 お題の追い越しは禁止なので、ページの作成は8月以降になります。

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*1:twitter内での1ツイート

*2:見落としているかもしれませんが

無国籍風FTのセルフパロ『フラクタル』を更新!

フラクタル』を更新しました。

 このシリーズは無国籍FTの登場人物が、「もしも学生だったら?」という“if要素”で構成されているセルフパロです。
 そのため、登場人物の名前が日本人離れしています。
 また本編の関係性や生育環境は、アレンジして持ち込まれています。
 ※本編である無国籍FTは、WEB未発表です。


 フラクタルの総目次ページはこちら。
 https://one.chips.jp/k-sora/s-fractal.html


 『生徒会役員』北条夜来 三年生・一学期
 https://one.chips.jp/k-sora/s-fractal21.html


 今回は、北条夜来視点で『説明係ありがとう』の回です。
 時間軸的に畠山楽瑠と四恩好貴が付き合う前で、顔を合わせる度にケンカをしている状態です。
 緒方和歩はすでに北斗射那に片思いをしていて、告白をしていない状態ですね。
 早川綺月は高尾芽生に幼なじみという現状を維持して告白する前です。

北条夜来について

 北条夜来(ほうじょう・やらい)は、私立明智学院の英語科に高等部から英語科に進学した生徒会役員では副会長にいるキャラクターです。
 北条グループの分家の一人っ子の長男であり、従妹の北条柚香を溺愛しています。
 恋愛面では軽く、ある意味節操なしですが、憎めないという、いわゆるプレイボーイタイプです。
 『天上の聖苑』では大人であり、かなり冷淡な性格ですが、セルフパロである『フラクタル』では、現代高校生ということで割食ったキャラクターでもあります。


 一応、お相手がいるのですが、今回は出演していないので……というか、抱えている作品の数を考えると、恋愛面を書いている余裕がないので、サイト上でリクエストがない限り、出てこないと思います。


 もともと『フラクタル』は夜来を含めて、『恋愛面で本命の女性と恋を成就して、幸福になって欲しい』というリクエストを受けて書かれた作品だったので、長いんです。
 リングノートが6冊あっても解決しないぐらいに『天上の聖苑』があって、さらにセルフパロをした上に、『告白=恋愛の成就』にしてもらえなかったので、あらすじだけでA4のファイルケース一個で収まっていません。

WEB拍手、ありがとうございます!

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pixivにて「pixivRain2024」に参加中。

pixivRain2024とは

 デスクトップ・モバイル版にてイラストに雨のエフェクトを表示。
 期間は2024年6月27日(月)12:00PMまで。

 というわけで、過去に描いたイラストを微妙に加工してpixivにて公開中。
 アカウントのある方は、是非とも覗いてやってください。


 タグに『人の影』と入っているように、《shi》の単品絵です。


 《黄昏》の中に咲く紫陽花
 www.pixiv.net


 期間が過ぎたら、雨のエフェクトがなくなったただのイラストですね。
 それほど凝ったイラストでもなく、saiでぐりぐりと塗っただけのラクガキです。
 作中、こんな格好をしているシーンはLast Episodeまでないので、時間軸的にはありえないのですが。
 すでに読み終わっている方なら、知っての通りLast Episodeは10月なので。
 紫陽花の咲いている時期に、《shi》がこんな格好をしているはずがないのです。

WEB拍手、ありがとうございます。

 拍手、ありがとうございます!
 パチパチと嬉しかったです♪

中華風ファンタジー『鳥たちの見た夢』の番外編「帰る場所」更新!

鳥たちの見た夢の番外編を更新しました。

 遥か昔。この大陸には鳥陵という名の国があった。
 大陸史上、人民が豊かだった時代の幕開け。
 大司馬を賜ったのは緑の瞳を持つ異民族の青年だった。
 絲蒼鷹が鳥陵の都に人質としてやってきたのは、まだ九歳の頃。
 色墓が負けたときのことであった。
 故郷を焼き払われ、名を奪われた。
 それでも彼が鳥陵を裏切らなかったのは、鳥陵の姫のため。
 運命を大きく変える出会いだった。
 数奇な巡り会わせで、織られていく人間模様と恋。


 『鳥たちの見た夢』総目次ページ
 http://one.chips.jp/k-sora/s-toriyume-00.html


 番外編『帰る場所』本編第65章以降
 鳳凰城の後宮内の一室に通されたソウヨウだったが。
 https://one.chips.jp/k-sora/s-toriyume-b35.html
 原稿用紙5枚程度

『鳥夢』の前回の更新とあまり進歩がない時間軸&タイトルでスミマセン。

 作者のフィーリングで付けられているタイトルなので、とっても紛らわしいですね。
 今回の更新は「帰る場所」です。


 今回は皇帝であるホウスウとソウヨウのエピソードになっています。
 珍しくライトな話になっていると思います。
 話題が話題なだけに、全年齢かというと言いきれませんが。
 短いならがらも、サイトに掲載しておかなければならないエピソードだと思ったので、UPしました。

WEB拍手、ありがとうございます!

 拍手、ありがとうございました!
 とっても嬉しかったです♪

6月の雨の幻影が彼女を作った

pixiv投稿企画にも投稿。

 現代もの実験的小説『人の影』(完結済み)
 ※社会的意味や虐待やハラスメントなどの意味でR-15作品


 総目次ページ
 http://one.chips.jp/k-sora/s-shadow.html


 最終話から見れば、過去軸です。
 サイト『紅の空』での扱いは『番外編』ですね。
 《黄昏》視点なので最終話近くまでのネタバレが含まれています。

「いつまで、そうしている気だ?」
 青年は尋ねた。
 エスペラント語で彼女という意味を名乗る《shi》は毎年の恒例行事のように、窓際にいた。
 出会ってから変わっていない行動パターンだった。
 雨が降る度に窓際に座りこんで、無言で耳を傾ける。
 聞いているようで聞いていない。
 見ているようで見ていない。
 世間というものは《shi》にとっては不条理であり、理不尽だった。
 似ているようで似ていない淡い虹彩は無言でグレーの空を見つめ続ける。
 それは憧憬だろうか。
 西の彼方にある浄土を願うものだろうか。
 海の底にある竜宮城を探すものだろうか。
 海の向こうにあるニライカナイを求めるものだろうか。
 どちらにしろ、生きていきたくない、という意思の表明だった。
 鮮やかな緑のビーズやリボンステッチされたオーガンジーの化繊のカーテンが微風で揺れていた。
 湿度が高すぎて、爽やかさとは程遠かった。
 エアコンの除湿でも入れればいいのに、《shi》は座りこんで無言で空を見上げている。
「もう、雨なら止んだぞ」
 青年は言った。
 ようやく小さな頭が動いた。
 淡い虹彩が青年を見上げて
「止まない雨はない。
 当たり前のことだろう」
 《shi》は感情の乗らない声で言った。
 綺麗なソプラノボイスだというのに機械じみていて、音声合成ソフトのマシだと思うほど淡々としている。
「ああ、明けない夜がないようにな」
 青年は言った。
「The night is long that never finds the day.
 シェイクスピアの『マクベス』だな。
 《黄昏》が言うと皮肉に聞こえるのは気のせいか?
 本当に夜明けが待ち遠しいのか?」
 《shi》は無表情のまま言った。
 声にも顔にも感情が欠落しているのはいつものことだった。
 そうしなければ《shi》は社会の中で生きていけないのだから。
 そう仕向けたのは《黄昏》と呼ばれた青年が責任の一端どころか、ほとんどが占めているだろう。
 知識のなかった《shi》が白い錠剤を飲み続けるような人生を歩ませる第一歩を作ったのは青年だったのだ。
「雨が止んだから晩飯の誘いに来たんだ。
 独りで食べても味気ないからな」
 青年は言った。
「誘い?
 てっきり手作り料理が恋しいのかと思っていたのだが、違ったのか」
 《shi》は言った。
「この状態で作らせるような鬼畜だと思っていたのか。
 どうせまともに食事をしていないんだろう?
 奢ってやる」
 青年は言う。
 雨が降れば食事どころから、水分を一滴も摂らない。
 《shi》の変わらない悪癖だった。
 どの季節であってもくりかえすが6月の雨が一番、性質が悪い。
 梅雨時だからではない。
 今の《shi》を作り出した幻影を《shi》が追いかけているからだ。
「気前がいいな。
 報酬の先払いとは、どんな面倒な問題を持ちかけるつもりだ?
 先に明確に提示しておくべきだろう」
 《shi》は事務的に言った。
 男が女を晩飯に誘った、というだけでこの態度だ。
 お互いに賃貸契約を結んでいる家の合鍵を所有している状態、という関係性であっても、《shi》の価値観は頑なだった。
 実行に移してもかまわない状態というのなら、青年が合鍵を所有して、その合鍵を使って家に上がり込んだ時点で警戒をするべきだろう。
 《shi》にはまったくその気がないことがわかる。
「独りで食べたくない気分だ、と言っただろう?」
 青年はためいき混じりに言った。
「実家に帰ればいい。
 《黄昏》にとっても、さほどの距離ではないだろう。
 やや遅めの時間だが、実の両親だ。
 一人分、増えたところで快く用意してくれるだろう」
 《shi》は言った。
「なんで、実家に帰らないといけないんだ。
 俺は《shi》を誘いに来たんだ。
 お前が一緒に飯を食べてくれれば、それが報酬だ」
 青年は断言した。
「私には理解ができない理論だが、《黄昏》がそういうのなら、そうなのであろう。
 支度をする」
 《shi》はようやく窓際から離れ、立ち上がった。
 部屋着の《shi》は気にも止めずにクローゼットに近づく。
 目の前に異性がいてもこの調子だ。
 今更取り繕う気はない。
 必然性を感じていないのだろうが、出会った時ですら問題行動だったのに、今は独り暮らしができるほど大人になったのだ。
 大問題すぎた。
「外で待っている」
 青年は注意をしたところで意味がないのは理解していたので、心の中で愚痴るだけにとどめて、部屋を出た。
 空を見上げればグレーが広がっていた。
 面白みもなく、退屈な色。
 白で黒でもない。
 雨が止んでいるだけの曇り空。
 この季節だ。
 天気予報通りなら、夜更け過ぎには雨が降り出す。
 それは曖昧な現象すぎた。
 雨が降れば《shi》はまた窓辺で時間の経過を独りで眺めているだろう。
 青年は止める権利を持ち合わせていなかった。
 彼女が戸籍上の名前を捨てて《shi》と名乗り続けるように。
 《shi》が青年を《黄昏》と呼び始めてから。
 そんな権利はないのだ。
 すべては曖昧だった。
 《shi》の言葉は青年の本質を見抜いていた。
 本当に夜明けを待っているのだろうか。
 現在が本当に悪い状態で、好転する見込みがあるのだろうか。
 The night is long that never finds the day.
 シェイクスピアが書いた戯曲の『マクベス』。
 その一幕で発せられた一言は言葉遊びから出ない。
 所詮、筋書きのある話なのだ。
 現実世界はそこまで歪曲されていない。
 青年はためいきをかみ殺して、梅雨空を見上げ続けた。

 【小説】6月投稿企画「RainRainRain2024」
 https://www.pixiv.net/artworks/118919390


 本日が『恋人の日』だと知ったので、あわてて投稿。
 話自体はだいぶ前から出てきていたのですが、余裕をもって投稿するつもりでした。
 企画が終わるまでに投稿できればいいかな、って。
 語呂合わせとか、記念日って大切です。

WEB拍手、ありがとうございます!

 パチパチっと拍手、ありがとうございました!!
 嬉しいです♪

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト

カクヨムの公募企画『第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト』に投稿しました!

 kakuyomu.jp
 「二十首連作部門」に参加です!
 『君』に恋をした男性視点で続いていく短歌二十首となっています。


 2024年9月頃に最終選考です。
 入賞しようが落選しようがオリジナル小説サイト『紅の空』には関係なさそうですが、まったく関係がないわけでもないのでお知らせです。
 先にtwitterを見た方はおわかりのように、オリジナル小説→短歌へのセルフパロディになっています*1


 現代もの実験的小説『人の影』のLast Episodeの『Twilight』をそのままセルフパロディにしています。
 短歌が31文字の定型詩という都合上、一人称と二人称は違いますが、ネタバレを多大に含んだ短歌が二十首です。
 しかも『Twilight』がベースなので、ハッピーエンドじゃないだろうなってところで終わっています。
 二十首という限定がなければ、もしかしてマシになっていたかもしれませんが、そんな感じです。

 
 現代もの実験的小説『人の影』
 総目次ページ
 http://one.chips.jp/k-sora/s-shadow.html


 公募なので、落選するまで、カクヨム以外には載せないつもりなので、気になる方はカクヨムへ。

*1:公募に募集するのは初めてですが、この手のことはtwitter上で頻繁にやっています

現代もの実験的小説『人の影』を完結!

『人の影』が完結しました。

 オンラインとオフライン。ラインをつなげるのはインターネットと携帯電話。一人の人物に複数の名前。それはさながら仮面《ペルソナ》のよう。嘘つきな『私』たちが語る日常。
 人は影を見て、初めて人の形を知るのだろう。

「当然だろう?
 そうだなぁ。《shi》の価値観を変えるような男ができたら、やめるさ」
 《黄昏》は言う。
「『結婚』なら申し込まれた」
「いつ?」
 《黄昏》は驚いたように尋ねる。
「《黄昏》がログインしていない時」
「ああ、なるほど。
 どうせ暇つぶしに遊んでいたんだろう?
 ずいぶんと気を持たせたな。
 今月に入ってから何件目だ?」
 《黄昏》が半分納得したように、質問した。質問というよりも確認だろうか。あいかわらず心配性だ。
「数えていないからわからない。
 《グングニル》なら知っているかもしれない」

 現代もの実験的小説『人の影』
 総目次ページ
 http://one.chips.jp/k-sora/s-shadow.html

『人の影』Last Episode

 最終話群は《shi》視点と《黄昏》視点があって、それを読了するとネタバレ満載の後書きページに辿りつきます。
 《黄昏》視点で重度のネタバレをしているので、この話を読んだ後、番外編を読むと時系列は狂いますが、二人の関係性がよくわかる作りになっています。


 《shi》視点で37.760文字あって、原稿用紙換算で114枚あります。
 補足する形の《黄昏》視点で、9.235文字あって、原稿用紙換算で33枚あります。
 合計で原稿用紙換算で147枚オーバーしています。
 それでも『人の影』はインターネットという閉じられた空間でしかない、二人きりの世界でしか、語られていないので、かなり大量の謎を残していますが、それはおいおいと。


 これから読む方は覚悟を決めて読んでください。
 どこぞの新人賞に申し込むぐらいの分量が最終話群に突っ込まれています。


 語りたいことや説明や告知などはありますが、現在午前2時24分なので、追記という形で、このblogにも顔を出しに来ます。
 さすがに管理人も限界なので、仮眠を取ります。
*1


 『人の影』後書きの直接アドレス
 https://one.chips.jp/k-sora/s-shadow_atogaki

『人の影』完結に対するぼやき

 完結したので、微妙に注意書きやサイト内のリンク位置*2が変わりました。
 ハッピーエンドは確約ではない、と書きましたが、後書きの通りに、《shi》はそれなりのエンディングに辿りついたと思います。
 読了後に、異論、反論のある方はメールフォームからどうぞ。
 賛成してくださる稀有な方はWEB拍手を一打してくださると嬉しいです。

WEB拍手、ありがとうございます!

 やたらと拍手があったので、これは更新したことへのご褒美!? と思いましたが、違っていたら悲しいので、自分の中ではそういうことにしておきます。
 ありがとうございました!

次回、更新予告

 二次創作の方が忙しいかも。


 季節感無視って、鳥たちの見た夢の番外編で更新しておかなきゃいけないエピソードがいつくか。
 ただソウヨウ×ホウチョウなど恋愛っぽいものは、うっかり手が滑らない限り、UPすることはないと思います。


 フラクタルで一学期以内に更新してなきゃいけないエピソードがあるので、そちらも。
 視点人物は三年生英語科の副会長の北条夜来です。
 『登場人物の紹介ありがとう』の回なので、恋愛絡みではありません。
 一年生も出てこないので、どこの層への還元なのか、わからない話になると思います。

*1:午前二時とかネタとしか思えませんが事実です

*2:URLに変更はありません

中華風長編ファンタジー『鳥たちの見た夢』の番外編を更新!

『鳥たちの見た夢』番外編『還る場所』

 予告通り、今回の更新は『鳥たちの見た夢』です。
 ソウヨウ×ホウチョウ。
 時間軸は『第五部 緑の瞳の大司馬』の第64章以降。
 原稿用紙6枚程度。

 花薔薇の院子はいつだってソウヨウの還る場所だった。

 都に帰還したばかりの時間軸です。
 結婚の許しを貰ったばかりで、現在の白鷹城に大司馬府が開かれる前で、鷲居城と呼ばれていた頃の二人です。


 総目次ページは
 https://one.chips.jp/k-sora/s-toriyume-00.html
です。


 pixivの公式企画の「HAIR CHANGE 2024」の募集要項を見ていたら思いついたエピソードだったので、番外編ですが書いてみました。
 リアルでも初夏に当たる頃なので、微妙にピッタリな話だと思っています。


 タイトルが『帰る場所』ではなく『還る場所』にしたのは、あえてです。
 似たような意味で、音ですが、作者的には違うイメージがあるので使い分けをしています。

WEB拍手、ありがとうございます!

 パチパチっと拍手をいただけて、嬉しかったです!

更新予告

 次回の更新は、現代もの実験的小説『人の影』です。
 最終話群をUPして完結したいと思います。


 後書きは盛大なネタバレになるのでblogには直接に書かずに、サイトにページを作りたいと思います。
 最終話群のラストエピソードに付け足す感じでしょうか。
 こちらのblogに誘導用のリンクを張るかもしれません。

 
 6月の第一日曜日である6月2日に、頑張って更新したいと思います。
 時間は……状況によるので確約はできません。
 申し訳ないです。