X(旧twitter)でも流した作品の一つです。
知っていますか?
希望というものは
絶望の中でしか輝かない
幸福な世界の中では
誰も希望なんて探さないのです
鳥たちの見た夢 【中華風ファンタジー・長編連載小説】
口調的には南城の城主時代でホウチョウちゃんに再会前か、大司馬になってから落ち着いた頃に世間話の一環で言ったような感じですね。
これがソウヨウくんの本質、というわけではなく、作者である並木空の持論ですね。
ちょっと雑な表現ですが、メーテルリンクの童話劇である『青い鳥』なんかがわかりやすい、かと。
絶望
どんな時でも希望が見える時って、すでに絶望の底に叩き落されている状態なんです。
奇跡というのは、絶望の中にしかないのです。
本当に幸福だったら、希望を探すことはしませんし、奇跡を求めることはありません。
そういうのがどの作品にも、根底にあったりします。
さいわいとは?
ここで『幸福』と言ったように『幸せ』ではありません。
この辺の使い分けは宗一郎と燈子の45日間の空 【現代恋愛小説】が詳しいですね。
『幸』という象徴文字は『手枷をはめられた』図形からきているのです。
つまり罪人ですね。
その枠から離れて、自由になれることを『さいわい』と呼ぶのです。
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とっても嬉しかったです。