並木空の記憶録

「紅の空」の管理人2の備忘録

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「優しくしないで」 怒ったように彼女は言う。 彼女は、変わっている。 『変人』という類の人間だ。 普通の人間だったら、泣いて喜ぶようなことでも、突っぱねる。 いまだに理解ができないが『恋人』だ。 どこをどうして、恋人同士になったかと言うと。 ノリ…

サイト更新

「宗一郎と燈子の45日間の空」 45話までアップ。 まだ、番外編があります。 待っててね〜! そんな人、いるか良くわかんないけど。 夏が終わるまでに更新するから!!!!!

またの名を制作の元

あなたがいない世界には 何の価値もない あなたがいるから世界には 色がある 気の狂いそうになるほど もしかして 気が狂っていたのかもしれない 痛みもわからないほど 麻痺した感覚 鈍く錆びついた感情 そんな私に 「無」に あなたが「愛」を注いでくれた 私…

どこかへ

「ここじゃないどこかへ、行きたいわ」 「行ってどうするんですか?」 「どうしようもしないわよ」 「行くだけ、無駄ですよ」 「そう? きっと、そこにはロマンがあるわ」 「確信的ですね」 「だって、ここじゃないんですもの」 「まるで、ここには『ロマン…

夏空

「青い空には、はてのない夢がある気がする」 庭先で空を見上げていた少女がぽつりと言った。 その傍にいた少年も、つられて空を仰ぐ。 夏のキッパリとした色の空が広がっていた。 雲とのコントラストが目に痛い。 「じゃあ、夜は?」 意地悪げに少年は問う…

「なぞなぞだよ」 「うん、なあに?」 「それは世界で一番醜くて、それは世界で一番美しい。 それはいったいどんなもの?」 「みにくくて、うつくしいの?」 「そうだよ。 しかも、壊れやすくて、それでいてしなやかなもの」 「むずかしいよ」 「とても簡単…

ダイヤモンド

「ダイヤモンドになりたいの」 乾いた目がつぶやく。 喜びも、悲しみもない。 大きなそのガラス玉が見つめる。 「そしたら、傷つかないですむでしょう?」 かたくなな殻の内側には、もろい心がある。 何もかもから逃げたい、と。 これ以上、苦しみたくない、…

今日は旧暦で6月2日

んなわけで 梅雨のど真ん中なせいか、 見事に曇り空! はい、残念〜♪

和歌と漢詩の作り方

誰か教えてください。

明日は新暦の七夕

雨降りそうです。 昨日の夜は、たらいをひっくり返したような大雨が 降ってきて、びっくりしました。 夕立みたいな雨です。 学生さんはテスト期間中だとか、 頑張ってくださいね。

星のランプ

「星の光がイヤにささやかじゃないか?」 「まあ、しょうがないよ 夏だし」 「しょうがないですむか! これじゃあ、ランプの材料にもなりゃしない」 「イライラしていても、 星の光は増えたりはしないよ」 「文句の一つもつけたくなるってもんだ。 夏のヤツ…