並木空の記憶録

「紅の空」の管理人2の備忘録

後書きテンプレート

 後書きテンプレートをお借りしました。
 楽しい企画でした!
 まだ推理をしている探偵さんはネタバレなので、お気をつけて。




■作者名
 並木空(なみき・そら)


■サイト名&アドレス
 紅の空
 http://www.geocities.jp/sorano500nosuzu/


 小説家になろう
 https://mypage.syosetu.com/5632/


■参加ブロック、作品番号、作品タイトル、作品アドレス
 Dブッロク
 D04
 子どもを助けたら勇者と呼ばれた件について
 http://hkmn.html.xdomain.jp/blockd/d04.html


■ジャンル
 ファンタジー
 異世界転生(?)。
 魔王勇者もの。

 
■あらすじ
 いつもの通学路を自転車で走っていたら俺の目の前で子どもが転んだ。
 信号無視をして侵入してきた自動車に愛車をぶつけて、子どもを助けた。
 らしくもない勇気を出してしまった。
 このまま人生が終わるのなら、天国に行きたいものだ。
 って、目覚めると異世界にいた。
 まるでRPGのような世界の中で勇者と呼ばれる。
 正直、勘弁してほしいと思った。
 俺は平穏な世界を愛しているのだ。




■意気込みテンプレを使用された方は、URLを教えてください。
 http://d.hatena.ne.jp/lan-tian/20180512


■推理をかわすための作戦は?
 テンプレにも書いた通り正答率100%になって欲しかったので、フェイクは入れていません。


■この企画のために書いた作品、他にもありましたか?
■その作品を提出しなかった理由は?




■作品のネタを思いついたきっかけは?
 「あんたたちが信じている神様とやらに倒してもらえばいいじゃねーの?」
 このセリフを思いつき、魔王勇者ものになりました。
 一度、異世界ファンタジーでトリップものを書いてみたかったんですよ。
 小説家になろうで流行っているので好奇心が湧いていたんですよね。
 ゲームのRPGには神様が出てきても、現世に介入しないことが多いです。
 ドラクエとか、特にそうですよね。
 助けてくれるけど、魔王を倒すのは決まって勇者(プレイヤー)です。


■ストーリーの構築において気を使った点、苦労した点などあれば教えて下さい。
 勇者転生テンプレに添ったストーリーになるように気をつけました。
 といっても勢いで書いたので、正誤がありますが。
 一つの勇気がハッピーエンドをもたらす、という点は譲れなかったので頑張りました。


 魔王と勇者が対だというのは五十鈴スミレちゃんの作品をパク……リスペクトしました。
 是非とも『「勇者様、どうかこの世界をお救いください」「やだ」(https://ncode.syosetu.com/n3857cv/)』を読んでみてください。
 平凡な女子高生が主役です。ハッピーエンドでほんのりラブ要素があって萌えること間違いなしです。


 覆面作家企画に出席コンプリートということで、今回も今までのテーマを入れるというお遊びをしました。
 「横断歩」「白」「思わずを伸ばした」「薪にをつけながら」「がほころぶように」「に瞬く」「日」
 注目した方がいなかったようなので、ここでバラしておきます。
 覆面作家企画の並木空作品には、今回のテーマと開催回数と今までのテーマがねじこまれているのが最大のヒントになるということを。


■削ったエピソードなどありましたか? 作成裏話歓迎です。
 「覆面作家企画8」が開催される。とTwitterで知った日に話の第一稿を書き上げました。
 つまり、テーマすら発表されていない段階で完成させたのです。
 「テーマが決まったら、無理やりねじこめばいっかなぁ」と思って。
 今回のテーマは扱いやすいテーマだったので、自然に入っていました。
 ラッキーですね。


 異世界トリップものは、小5の国語の授業以来でした。
 相方とスミレちゃんから“ジャンル”フェイクっていうんだよ!
 と盛大に突っ込まれました。
 個人的には異世界トリップなんですが、異世界転生らしいですね。
 まぁ、生きているかというと、どうなんでしょう。という感じなので転生でしょうか。


 属性で語ると言われたので、いっそのことだからと、名前も容姿も決めずに一人称で書きました。
 不必要な情報は極力ない方が作品の質は高くなると聞いたので。
 名前を考える手間が省けて楽でした。
 すごい苦手なんですよね。
 赤ちゃんの名づけ辞典を複数冊、持っているぐらいです。
 タイトルはダブルミーニングで今風のラノベっぽいものをつけました。
 思いついた時「このタイトルしかない!」と、狂喜乱舞しました。


 ブレーキを蹴るは、完全に方言でしたね。
 自然と使っていましたが、これからは気をつけたいと思います。


 驚いたのは一文一改行、会話文での改行を復活させたのに、それに対して受け入れられたことです。
 一部、会話文での改行は読みづらかったようですが、もうちょっと非難されるかな? と思っていました。


■その作品の続編または長編化のご予定は?
 6000字以内で大団円になっているので続編、長編化は考えていません。
 ただ、推敲が甘かったので、すこし手直しをしてから、サイトと小説家になろうさんに投稿したいと思います。


■その作品で気に入っている箇所はどこですか?
 難しい質問ですね。
 あえていうなら展開? でしょうか。
 自分にしては起承転結がつけられたような気がします。
 いつも日常的な平坦なお話を書くことが多いので。
 「だから、何?」みたいな。




■推理期間中、褒められた点は?
>お前かー!とすっかり魔王の掌で踊らされてびっくりしてしまいました。
 驚いていただけて嬉しかったです。


>上手くまとまっている。
 ストーリーが破綻していなかったようで良かったです。


>地の文の書き方がとても独特。
 個性的な文体ではないと思っていたんですが、一人称のせいでしょうか。
 テンポよく進んでいくのは最大の特徴なので(それしか取り柄がないとも)読者を置き去りにしがちなのかもしれませんね。


>お約束のまま進むのかなと思ったら要所要所であっと言わせて退屈させず、なおかつダレない短文でさくさく読ませる。
 べた褒めされてしまった。嬉しいです!


>最後、大団円でほっこりしました。
 ハッピーエンドはお約束ですよね!


>残酷なめぐりあわせを乗り越えるのは勇気。
 分かっていただけて嬉しいです!


>意外な展開でした。
 驚きに結果をお届けできて幸せです!
 テンプレ通りのお話に少しのスパイスをって感じです。


>首を切るシーンが印象的に描写されていて好きです。
 ありがとうございます!
 オリジナルでも二次でも戦闘描写を描くのが好きなので、楽しんで書きました(←鬼)。


>最後には色彩に溢れた世界で「二人」が出会うように見えました。
 淡々としている文章に優しい言葉をありがとうございます!
 詩的な感想で、そこまで深く読み取っていただけたことが嬉しいです。


>こっちもか、なタイトル回収が気持ちよかった。
 タイトル回収、頑張りました!
 だから、このタイトルが考えついた時、やったーと思いました。


>勇者だからか。
 平凡な学生さんでも、試練を乗り越えることで勇者になるんです。
 もう一つの世界で得た経験が男の子を成長させるんです。


>その優しさがあるからこそ、勇者たりえるのかもしれませんね。
 誰にでも眠っている勇気が発露することによって、勇者になるんです。
 優しさに着目してくださってありがとうございます!


>ラストがどうなるのかと思っていたら、とても良い終わり方でにっこりしました。
 読んでみて不快になるようなお話ではなく、少しぐらい綻びがあってもハッピーエンドになるようなお話を書き続けているので、そういっていただけて嬉しかったです。


■推理されてみて、いかがでしたか?
 探偵さんたちの情報共有は怖かったです。
 すぐにバレるっていうか、バレて欲しかったので正答された探偵の皆さん、ありがとうございます!
 一文一改行に戻した時点とサンプルになったであろう『星々の揺籃』の漢字変換の癖でバレバレだったはずです。たぶん。
 リアルではずいぶん迷ってもらえたので、満足です。


■あなたの作品だと推理された作品はありましたか?
 印象推理結果では


 ファーストでD01秘密が見える目の彼女(黒田渚さん)
 ラストでD05夢を視ないという夢(連川宵也さん)


 100%正答になるという野望は達成されなかったです。


■あなたの作品が他の方の作品だと推理された作者さんはいましたか?
 いませんでした。
 鉄板になれて良かったです。




■推理してみて、いかがでしたか?
■あなたの正解率、どのくらいでしたか?




■この企画に参加して、改めて気づいたことはありますか?
 誰もが満足できるお話を書くことは難しいですね。
 今回は特にエンタメ感重視でお話を作ったんですが、好き嫌いが分かれてますよね。
 どんなに文体を変えずに書いても、正答率100%にはならないのは驚きでした。
 Twitterで『今風のラノベ』とあって嬉しかったです。
 まだ若い読者に受け入れられるお話が書けるのは、感性が鈍っていない証拠ですからね。


■参加作品の中で印象深い作品をあげてください。
■参加作品の中で印象深いタイトルの作品をあげてください。
■参加作品の中で面白かった3作品&一言感想、お願いします。
 どの作品も素敵でした!
 推理をしない代わりに、感想は全作品に書かせていただいただきました。