「青い空には、はてのない夢がある気がする」 庭先で空を見上げていた少女がぽつりと言った。 その傍にいた少年も、つられて空を仰ぐ。 夏のキッパリとした色の空が広がっていた。 雲とのコントラストが目に痛い。 「じゃあ、夜は?」 意地悪げに少年は問う…
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