並木空の記憶録

「紅の空」の管理人2の備忘録

書きあがった!

 「覆面作家2」の「星」2本目の第一稿、完成!
 さあて、どっちを煮詰めていこうかなぁ。
 実は3本目のネタもあったんですが、起承転結の「起」の部分を思いつただけなので、ネタとしてまだまだなのです。


 「転」か「結」の情景が思い浮かぶと、楽です。あとはそれに到るまで、一生懸命に伏線を張りつつ、進んでいけば良いので。
 このタイプだと、登場人物の名前などの固有名詞を決めてしまえば、するすると進むので、書いていて楽しいです。


 逆に「起」から作る話は、辛いです。何が起きるのか、書いている本人ですらわからない、という。
 「承」あたりでキャラがつかめてきて、結末なんかをイメージできるようになるんですが、そうなると「転」が思いつかない。
 「承」と「結」の間に、何かしらのイベントが起きて、「結」につながるはずなので、その間のエピソードが〜と、うんうんうなることになります。


 話を書くとき「テーマ」を決めて、それに合わせて「世界」を決めて、それから「登場人物」を決める人が羨ましいです。
 そんなプロフェッショナルなことをしてみたいです。


 話がそれましたね。
 「転」が決まっていた作品は「鳥夢」「神印」がそうですね。
 不評連載中の鳥夢ですが第三部が「転」で、都へ帰ってくる前で話を切るつもりだったんです。それが和花ちゃんの要望により、未だに続いています。げに恐ろしきは相方のお願いですね(笑)


「起」から始まった作品は、「氷花」「星揺」「45日間」「人の影」と。
 ……思ったよりも、多いですね(汗)