並木空の記憶録

「紅の空」の管理人2の備忘録

無力さに打ちひしがれる

 自分の手は、あまりに小さすぎて
 救えるものなど
 高が知れてる


 世界の全てを救うという
 救世主になりたいわけじゃなくて


 ただ自分の周りにいる大切な人たちが
 いつも笑っていられればそれでいい
 その笑顔が自分にとって
 嬉しくて 幸せで


 そんな自己中心的な考えで
 みみっちい望みなんだけど
 なかなか叶わない


 大人になったつもりでも
 まったく大人になりきれていないから
 ちょっと沈んだ肩に
 うつむきがちな背中に
 かける言葉が見つからない


 ありきたりな言葉
 使い古された言葉


 でも、これしか言えないから
 万感の思いをこめて言う


 気がついて欲しい
 読み取って欲しい


 それがまた、わがままだ
 都合が良すぎるけど


「ここにいるから。
 いつでも力になるから」




 だから、一人で抱えこまないで欲しい


 頑張る背中に
 かける言葉が見つからず
 自分の無力をかみしめる
 世界を救えるほどの力はいらないけれど

 こんな話を書いてみたいけれど、
 形にならないもんです。