並木空の記憶録

「紅の空」の管理人2の備忘録

星々の揺籃 最終話(?)アップ

 ってことで、第五話めをアップしました。
 一応、後書きにも書いたとおり、一区切りついたので、
 完結……なはずです。


 あいかわらず、世界設定が刺身のつまで申し訳ない(笑)
 SF風ファンタジー風味です。
 恋愛もの書くのに、
 どうしてこんなに大風呂敷を広げちゃうんでしょうね。
 いっぱい設定がありました。


 ヤナたちは、地球出身で、ホモ・サピエンスでした。
 宇宙船は地球由来の文化が持ち込まれていて、
 365日で、24時間*1で、重力は1Gでした。
 進化を嫌った人類は、地球にこだわり続け、
 宇宙船の中で、積極的に再現しています。


 言語も、英語から変化した言葉です。
 研究院は、公なので、宗教や思想の弾圧はないのですが、
 政府(船)ごとに、きな臭い話もあったりもします。
 研究員の平均年齢が若いのは、
 研究中3交代制で、不規則な上に、拘束時間が長いためです。
 自分の家族にも話せない事柄も多く*2、かなり過酷な職場だからです。


 宇宙船の時代ですが、地表に暮らす人々もいます。
 特定の宗教や思想の持ち主たちは、積極的に地表で暮らしています。
 もちろん、安定した惑星や衛星で、意識集合体が許可した場所だけです。


 <意識集合体>は、マザー・コンピューター
 と呼ぶほうがSFっぽいですね。
 複数の『意識』が議論して、人類は管理されています。
 <意識集合体>が生まれる以前の世界は、
 争いが絶え間なく、不浄な世界であったと、人々は歴史で習います。


 イールンは特殊な人間でした。
 人工的に生み出された人種で、それが目の色に表れています。*3
 遺伝子操作されているので、イールンの血族は
 みな偏光する青い瞳を持ちます。
 イールンのように人工的に生み出された人種は、複数あり、
 かなりの数、宇宙に広がっています。
 ので、差別を生んだりはしません(区別はあるけど)
 50人もいれば1人か、2人いる感じです。


 まあ、そんな設定も刺身のつまです(笑)
 続編を書かないと、もったいないぐらいの設定ですね♪
 ライトなSF好きなんですよね〜。
 しかも設定考えるの、大好きなものでorz


 BGMはBUMP OF CHICKENの『プラネタリウム』でした。

*1:これはきっちり24時間、23時間強だと不便だから

*2:機密保持のため

*3:人工生命体は、人類が持ち得ない色を持つことが、古い法律で義務づけられていた。その法は、根拠が乏しいと、現在は使われていない