並木空の記憶録

「紅の空」の管理人2の備忘録

SF風ファンタジー『星々の揺籃』を更新しました!

『星々の揺籃』後日譚「いくつもの言葉」

 遠未来。
 宇宙放浪時代。
 人々は生活の拠点を宇宙船に移した。
 『意識集合体』と呼ばれるもので宇宙は統括されている。
 その中でも『研究機関統合観察室』によって選出された優秀な頭脳と高い道徳心を備えた少年・少女は研究員になる。
 時には惑星を、時には銀河を作り出す若き科学者たちの不器用な『初恋』。


 SF風ファンタジー『星々の揺籃』
 http://one.chips.jp/k-sora/s-fanta.html


 後日譚『いくつもの言葉』
 https://one.chips.jp/k-sora/s-30odai26.html


 ヤナ×イールン
 原稿用紙換算12枚
 『30のお題』を利用です。

『いくつもの言葉』

 太古の黄金惑星の血統を一度も絶やさずに交配し続けた奇跡の地表出身のヤナは植物と共鳴できる『シンパシー』という能力を持っていた。
 『良き隣人』と呼ばれる人工生命体。造り出されたもう一つの人類。白光の中では偏光する瞳を持つイールン。
 二人はかけ離れた存在ではあったが、恋人同士であった。


 二人が創り出した惑星『薔薇真珠』に訪れたいという訪問者がいた。
 彼の名はハオレン。
 歓喜の研究院のトップ研究員だった。

ハオレンについて

 ハオレンはだいぶ前から設定していたキャラクターです。
 視点人物が地上出身者のヤナやナチュラルのディエンばかりなので、『良き隣人』側の観点での『恋』というものを書きたくて、ようやく登場させることができました。
 ハオレン自身も『良き隣人』として規格外の発想の持ち主なので、標準よりもヤナたち旧人類に近い価値観のイールンから見ても“変わり者”という扱いですが。

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